その後も、なんだか勿体無くて指輪を外し、しばらく指輪を眺めていた。
「しかし、綺麗な金色ですね」
「この色なら分からないと思ってな」
「何がです?」
隊長の言う意味が分からなかったあたしを、
隊長が急に抱きしめた・・・
・・・と思ったら、違った。
隊長は器用にあたしの首の後ろに手を回して、
ネックレスを外したのだ。
「指輪は戦闘中ははめれねぇーから、ここに着けておけばいいと思ってな」
そう言うと、隊長はネックレスのリングを外し、
指輪をネックレスに通した。
「おお、見事に同じ色だな。これで、このリングが指輪だと分かんねーだろ」
得意げにネックレスと指輪を見つめて話す隊長。
その為に、金色だったのね・・・
「言わば、これは“首輪”だな」
「
・・・え?」
「これで、変な所に迷っても、俺の所に戻って来れる・・・・だろ?」
不敵に笑う隊長・・・
あぁ、やっぱり・・・隊長には全て分かってたんですね
誕生日にあたしが・・・ギンを思い出すことを・・・
だから、いつも身に付けているのもで独占した。
あたしは・・・・迷子になれない貴方だけの猫なのね・・・