夜、隊長はあたしの給料じゃ絶対に来れない料亭に連れてってくれて、
名前の知らない料理や、美味しいお酒を沢山呑んだ。
 
しかし、せっかくの誕生日。
酔いつぶれた〜なんてムードぶち壊しになっちゃうので、
ほろ酔い程度に止めた。
 
 
料亭から出て、夏も過ぎて秋に変わった夜の風が、
酔って火照った体にツンっと冷やして気持ちいい・・・
 
 
 
「たいちょ〜〜ケーキは〜?」
「家にある」
「じゃ〜2人の愛の巣に一直線だー!」
「声デケーよ・・・」
 
 
 
コレでもほろ酔いなのよ!
 
 
 
 
 
 
そして、“2人の愛の巣”隊長の部屋に着き、
あたしは勝手知ったる台所でお茶を淹れた。
 
何だかんだで、一緒にお酒を呑んだ隊長も少し酔っていたので、
いつもより少し熱めにお茶を淹れた。
 
 
 
「うん、うまい」
「ありがとうございます
 
 
 
ふぅ、と互いに一息ついて、居間の畳に手足を投げ出す。
あ〜〜すごく落ち着く・・・
 
 
 
そんな、まったりとした時間を過ごしていると、
急に隊長がソワソワしだした。
 



次→