隊長を見送った後(もちろん行ってらっしゃいのチューも済)隊長が作ってくれた朝食は、
元気が出てから食べれるようにラップをし、あたしは四番隊に向かった。
四番隊に行く足が重い。
その原因はー……
「あら、松本副隊長。今日は腰ですか?それともかすれた喉?それとも二日酔いかしら?」
「はははは……」
これだ。卯ノ花隊長のこの明らかな嫌味。
確かにあたしが四番隊に来る理由の大体が、隊長との激しい夜のせい。
もしくはお酒。まぁ、戦闘での怪我だって診てもらうけど、その度に卯ノ花隊長からどす黒い言葉を言われる。
だからあたしは四番隊が苦手…と言うより、卯ノ花隊長が苦手なのだ。
「いえ、今日は違います」
「あら?確かに今日は顔色が優れないわね」
今回はちゃんと病人として来たのだ!と変に自分に言い訳をしながら、
卯ノ花隊長にあたしの体調を伝える。すると、卯ノ花隊長は顎に手を当て少し考えていると
「一応検査しましょうか」
とニッコリ笑った。ちょっと不気味……
そして、あたしは卯ノ花隊長から紙コップを受け取った。